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三軒茶屋駅前メンタルクリニック
  TEL 03-6804-0126

  東京都世田谷区三軒茶屋1-37-8
  ワコーレ三軒茶屋64ビル5階

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ケース4 こんな些細な悩みで受診していいのかな?
     販売員 Kさん(40歳 女性)

Kさんは洋服の販売員をしていますが、最近は昔と違い、なかなか売り上げ目標に到達しません。
自分の能力以上の仕事を任されていてストレスを感じてつらいです。
上司からは期待はずれだと思われているに違いありません。上司に対して言い分もあるのですが、なかなか自分からは言い出せません。
Kさんはこんな些細な悩みで受診していいのかなと迷いましたが、思い切ってメンタルクリニックを受診しました。

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正解だと思います。
メンタルクリニックでは、Kさんのように明らかに病的と思える症状がなくても、日常生活上のストレスから不調を感じて相談に訪れる方が増えています。職場での人間関係上のストレス、夫(妻、パートナー)への不満から不安、イライラが生じることはよくあるので判断に戸惑うでしょう。問題は、ありふれた悩みかどうかではなく、
ご本人が「しんどい」「つらい」と感じるかどうかなのです。

苦痛がある場合は、まずは状況を伝えていただき、どのように困難に対処するかを治療者との共同作業で探っていくのがよいでしょう。また、「こんな軽い症状で」と悩まれるかもしれませんが、軽症の段階で受診しておけば、より深刻な状態(うつ病など)に発展するのを防ぐことができるというメリットもあります。

このようなケースでは認知行動療法を受けるのがよいと思われます。
認知行動療法というと、うつ病の治療として有名ですが、日常生活上の問題対処にも効力が見込めます。

Kさんは本当にそれほど多くのことを期待されているのでしょうか?
まずこれを客観的に調べて検証する必要があります。
直接上司に聞けない場合は、過去に自分と同じ立場だった同僚や先輩の経験を聞き出してみるのもいいと思います。これがKさん自身の推測と食い違っている場合もありますし、その通りである場合もあります。
実際に違っていた場合には、そのことを認識するだけで症状はよくなります。
しかし、自分の状況をより冷静かつ客観的に観察する方法を身につけないと、些細な誘因ですぐ動揺してしまうでしょう。

一方で、Kさんの状況は自分が思っていた通りのものである場合はどうでしょうか?
治療を受けることは意味がないと思うかもしれません。
しかし、問題にすべきことは数多くあります。

「上司や仲間と相談する価値はありそうか?」
「あるとすれば、上司に合理的な要求をすることをためらうのはなぜか?」
「Kさんの長期的なキャリアの中で現在の問題はどれほど深刻なのか?」
「Kさんが職場に求めるものは何か?」
「このまま今の職場で働き続けることのメリットとデメリットは何か?」
「現在の困難がKさんの幸福と本当に関係があるのか?」などなどです。

認知行動療法は上に列記された課題につき、治療者と患者さんが共同作業で一つ一つ取り組んでいくものです。
治療者はお説教をするのでなく、適切な時期に適切な課題を設定していく役割を果たします。
課題というのは、患者さんの不快な気分のもとになっている考えを見つけ出し、その考えが本当に正しいのかを検証する作業を含んでいます。
患者さんの役割分担は大きく、場合によっては負担に感じることもあるかもしれません。
そこで初診時の状況によっては、通常型カウンセリングを受けるのもよいでしょう。
経過によって途中から認知行動療法に変更することも可能です。

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